院長からのメッセージ

利田 泰之院長

【Profile】
福岡県生まれ。1990年川崎医科大学卒業後、大阪市立大学医学部精神科教室入室。95年精神保健指定医取得。99年、父親が創設した久米田病院の3代目院長に就任、03年より医療法人利田会理事長を務める。
また、大阪府麻薬覚せい剤等対策本部中毒者対策本部会委員、大阪府精神科救急医療運営審議会委員、大阪府麻薬中毒審査会委員、大阪府精神医療審査会委員、岸和田納税協会理事等を歴任。

利田院長

病院の成り立ち、歴史、特徴について

昭和37年、私の父により開院しました。最初は50床ぐらいの病院でしたが、昭和53年ごろには494床の病院になっていました。
精神科救急にも力を入れてきて、そのころ丁度大阪府下緊急措置診察が受けられる3つの拠点病院の1つになり、今は救急指定病院として診療を行っています。

 

 

診療や病院の運営において大切にしていることを教えてください

精神科医の中でも薬物、アルコール中毒、依存症に関する患者さんを嫌がる人も多いですが、うちは厭わず診てきたということもあって、急性期の患者様も多いです。
「断らない医療」というんですかね。いらっしゃった患者様はだれでも診ていくこと、急性期の患者さんに真摯に対応していくことが、医療機関としての使命だと思っています。
認知症に関しては老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などたくさん出来てきましたが、精神科病院はそれに比べてすごく敷居が高い。「精神科病院の患者さんは症状が重い」という偏見を持たれずに、利用しやすい施設に変わっていくところが大事なのかなと思うんです。

 

医師として大事にされてきたことは

医療人として世の中に役に立つ人間でありたいということ。逃げずに、医者としての役割をきちんと果たすということですね。だからこそ急性期の患者さんも断らずにきちんと見ていこうと。
今は薬物依存だけでなくアルコールやギャンブル、インターネット依存なども注目され依存の概念も広がってきていますが、そういうところに目を向けて対処をしていかないといけない。
精神科医療として社会に貢献していくことと、スキル・医療的な知識の習得などやはり自ら切磋琢磨していくことが自分自身を高めていく、よい医療を提供していくための基本だと思っています。

 

今後貴院が目指す方向性や、地域における病院の役割をお聞かせください

24時間365日精神科救急の患者様に対応できるような病院、認知症にきちんと対応できる病院を目指したい。自分の家族が認知症の場合、精神科の病院に入院させるということに関して躊躇する方が多いんです。そういう先入観・偏見というのを取り除きながら、気楽に認知症の患者様が入院できる施設づくりにも取り組みたいと思っています。

また、これからの精神医療には地域との連携が重要です。今までも入院治療された方が安心して地域に戻り自分らしく生活するための支援をしてきましたが、今春には訪問看護ステーションを立ち上げ、地域で生活していくための支援を強化していきます。地域包括センターや保健所などとも連携し、その人のよりよい人生のためにスタッフと一緒に考えて支援していきたいと思っています。地域にとって、何でも相談できる病院でありたいと思います。

 

病院が求める医師像についておきかせください

薬物依存などの依存症に関して、先入観を持たずに対応できるような先生、精神科病院ですが、内科の疾患を持っている方に対して身体疾患を診てくれるような先生、認知症の患者さんに対応できるような先生に来ていただきたい。
現在は長く勤務されている50代~60代の先生が多く、病院の活力を維持していくためには若い人の力も入れて新陳代謝していかないといけないと思っています。
急性期の患者さんも多いため、バラエティーにとんだ「ホット」な新規の患者様を診られますし、学ぶ意欲・姿勢のある方はもちろんですが、転科希望の先生も歓迎します。

 

候補となる医師のお人柄やお考えについて

一生懸命で、患者様を治療し診ていくのが自分の使命だと思っていらっしゃる方がいいです。それと、話しやすい、相談しやすい先生ですね。気さくで社会性があり、コメディカルからもいろんなことを相談しやすいような先生。リーダーとなってみんなの意見を聞いてまとめながらも協調性を持ち、他職種のスタッフともしっかりと連携をしていただきたい。
病院の理念は「協調・貢献・向上」です。みんなと協調し連携をよくしながら他の人たちの意見も聞き、チームとして患者様の治療にあたり、仕事が回っていけばいいなと思っています。

応募される先生方、一緒に精神科の悩みを抱えた人たちの治療に携わり、精神科医療を通じて社会に貢献していきましょう。

 

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